四柱推命旺

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運勢別・位相の判断方法概要

ここでは位相判断においての概要を解説したいと思います。具体的な位相の判断方法については別の記事で解説していくこととして、今回は全体をざっくりと俯瞰する内容となります。

まず、位相の判断といっても、その内容は大変子細にわたるため、1ページでは語りきれません。また、位相判断においては項目(運勢)別に解説したほうが分かりやすいため、まずは項目別に全体を解説したいと思います。

先天運における位相判断の項目

『位相』とは、英語で『Phase (時間的変化のなかでの段階) [フェーズ]』と言います。何か難しそうな言葉ですが、要はそれぞれの命式における吉凶の度合いを分かりやすいよう数値(または高・低などで)で示したもののことです。

ただし、位相は時間的変化のなかでの段階ですので、固定的なものではありません。命式(先天運そのもの)における位相は固定的なものですが、実際は大運・流年運・月運などの影響によって刻々変化していくものです。

そのため、例えば原局における位相は40点だけれども、大運によって喜神の干支が巡るために位相が60点程度になるということもあります。また忌神が巡ると20点程度に下がることもあり、このように運勢を数値化することで、誰の目にも分かりやすくなります。

しかしながら、単純に運勢を何点!と示すだけでは具体性に欠けます。実際には、財運は良くても健康運が悪いとか、その反対もいるわけですので、そういったことを項目化し、それぞれを個別に判断するべきなのです。

位相を判断する際の項目5つ

そして位相を評価する項目は、人間が幸福に生きていく上で最も重要となる以下の5つの項目(運勢)となります。

  • 健康運・生命力
  • 才知才能の発現
  • 財運
  • 社会的地位
  • 人間関係・対人運

以上となりますが、これら5つの運勢は、人々が語るいわゆる『運勢』というものを構成している5つの運勢だと理解してください。すなわち、これら5つが良好になった時にはじめて『大強運』の状態となるのです。

なお以上の項目の評価は、基本的に5つの生剋名によって行います。以下をご覧ください。

  • 健康運・生命力: 比劫(日干)
  • 才知才能: 食傷
  • 財運: 財干
  • 社会的地位: 官
  • 人間関係・対人運: 印

このように生剋名別に運勢を判断することによって、その人の正確な位相の判断が可能となるのです。また、それぞれを10点満点で評価することで合計が50点になります。この50点というのは、先天運における位相の最高得点です。

それでは、次からは以上の5つの項目の判断方法・概要を示したいと思います。

健康運・生命力の位相判断方法

健康運の位相判断においては、主に以下の項目を精査します。

  • 日干強弱の視点
  • 調候用神の有り様
  • 日干を視点とした四柱構造の有り様

詳細は、『健康運・生命力の位相判断方法・詳細』で解説します。

才知才能の位相判断方法

才知才能の位相判断においては、主に以下の項目を精査します。ちなみに『才知才能』の項目は、単に才能が豊かであるか?という判断のみではなく、人生においてその才能がいかんなく発揮されるか?といった視点が重要となります。

  • 食傷の力量と喜忌
  • 日干と食傷の関係性
  • 財干の有無
  • 水の五行の力量(智恵・知力の判断)

詳細は、『才知才能の位相判断方法・詳細』で解説します。

財運の位相判断方法

財運の位相判断においては、主に以下の項目を精査します。

  • 財干の力量と喜忌
  • 日干と財干の関係性
  • 食傷の有無

詳細は、『財運の位相判断方法・詳細』で解説します。

社会的地位の位相判断方法

社会的地位の位相判断においては、主に以下の項目を精査します。

  • 官の力量と喜忌
  • 日干と官の関係性
  • 財干の有無

詳細は、『社会的地位の位相判断方法・詳細』で解説します。

人間関係・対人運の位相判断方法

人間関係・対人運の位相判断においては、主に以下の項目を精査します。

  • 印の力量と喜忌
  • 日干と印の関係性
  • 五行流通の喜忌

詳細は、『人間関係・対人運の位相判断方法・詳細』で解説します。