四柱推命旺

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虎の舞ご依頼者様の命造~異常な腹痛を訴えるお子様

皆様の参考になるだろうということから、今回は虎の舞のご依頼より、『異常な腹痛を訴えるお子様』の命造について紹介したいと思います。

当然のことながら個人のプライバシーがありますので具体的な事象や文章の引用は避けたいと思います。ご相談内容は3才のお子様になりますが、度々尋常ではない腹痛を訴え、それによって保育園での活動もままならないといったものです(また、その他にも病弱傾向が幾つか出ています)。

先天運解読結果

尋常ではない腹痛ということですが、胃(腹部)は土の五行に属するものですので、おそらくは土の五行がひどくアンバランスとなっていることが予想できます。

特に土の五行の大過によってこのような事象・健康状態が引き起こされやすく、土が最も強くなる季節は丑・辰・未・戌それぞれの土旺でありますが、特に火の生助がある夏(未)・土旺の生まれの場合が最も土が大過しやすいことに注意してください。

以上を踏まえたうえで、そのお子様の先天運を見てみましょう。

天干
地支

お生まれは未月・土旺です。ご覧のように、やはり土が大過しています。それも、この土は非常に強力であり、なぜなら天干地支に戊土が透っているからです。

また地支に子水があるせいで、特別格局になることもできず、土が忌神になるため、最も重大な土の忌象を生じる命造となっています(もしすべての地支が土の場合は、従殺格となり、土が喜神となります)。

まずは、以下に力量を示したいと思います。

4.0
11.7
20
0.3
6.0

これは原局における数値ですが、当然相生の流れがありますので、土は25程度の力量。また水は原局において6ありますが、土に挟まれているため、3程度と考えなければいけません。印である金のエネルギーも極めて弱く、日干には全く生気がない状態です。

また、月支が夏の土である未土で、水を剋す力が強いため、土に挟まれた水がカラカラに干上がってしまうという大変凶暗示の強い命造です。以下に解命結果を示します。

  • 日干:壬水
  • 日干強弱:身弱(極弱)
  • 用神:庚金
  • 喜神:金・水
  • 忌神:土・火・木

とこのようになります。このような命造は、土が大過しているため、木によって土を制する事が必要ですが、日干身弱のため木は忌です。このため、用神は官と日干の通関である金であり、金・水が揃ってようやく木が有用となります。

先天運の偏りに加え、姓名にも忌神が多く、病弱傾向を増大

これに加え、お子様の姓名には忌神が大過し、日干の薄弱傾向をさらに増していました。以上のような強い偏りのある先天運ですが、喜神が強い姓名であれば冒頭で紹介したような忌象はでるはずがなく、先天運との姓名とのバランスが悪い当然の結果として、色々な忌象が出てきていたのです。

姓名の構造は、忌神の木が二格、忌神の土が二格、喜神の金が一格というもので、忌神が大過。救いとしては食傷の木が土と対立していたため、木が土を若干ながら抑えており、これによって大難を免れていましたが、これがもし火・土の構造であれば、事態はさらに悪いものになっていました。

ちなみに病原ですが、このお子様の場合は明らかに土(胃)ですので、病院で何ら異常が見つからなかったという報告を受けたというものの、よくよく調べれば胃もしくは胃の周辺に何らかの異常が見つかる可能性が高いのです。

そこで姓名は、やはり金と水が有力となる姓名をおすすめしました。特に金は絶対必須で、これによって土のエネルギーが金を通じて日干を生じることになるため、生命力が格段に向上することになるのです。健康運の位相はおよそ30点以上あがりますので、今後は次第に壮健となるでしょう。