四柱推命旺

十干と十二支から解命を行う本格的四柱推命の専門サイトです。四柱推命の本質と解命方法を詳しく解説し、ユーザーの皆様の理解を深めていきたいと思います。

サウナ火災事故・松田政也さんの先天運解読

今回は赤坂の個室サウナ店で火災が起こり、死亡した松田政也さんの先天運解読を行いたいと思います。当事件については少し前に虎の舞で記事を書いており、その根拠となるものです。

松田さんの誕生日については、虎の舞で紹介したブログ記事により、1989年11月2日生まれである可能性が高いということでこちらの生年月日を元に先天運を考察します。

松田政也さんの命式と日干強弱

天干
地支

松田さんの誕生日は上記の命式・三柱です。日干は丙火であり、戌月・土旺の生まれです。三柱の干支を見ると日干はそれほど弱くないように思えますが、甲・己は干合します。

天干戊(甲)
地支

したがって正確には上記の干支であり、月干は戊となります。その結果、土の力量は20を超え、大過していることが分かります。

また、寅・戌・巳に共通することとしていずれも火を蔵しています。日干も丙火ですから、火は強い根をもっており、発火作用の強い命造です。以下は三柱による五行力量です。

  • 木:2.5
  • 火:9
  • 土:20以上
  • 金:2.5
  • 水:0

日干の丙火に対し、食傷である土が大過していることがお分かりでしょうか。日干は身弱であり、食傷を最も忌む命造ですので、比劫(火)も忌神となります。

特に地支に巡る午は寅・戌と連合して強い火を形成するため恐れますが、そこまで火が強くなると比劫が著しく強まるため、食傷大過とは言えないでしょう(食傷大過による忌象は起こりにくい)。

また、三柱判断ですが水が皆無であることも悪い暗示です。官は食傷や比劫が大過することを防ぐ作用もあるためです。

松田政也さんの命式解命結果と歳運動向

上記の結果から、松田さんの喜神・忌神が明らかとなります。

  • 日干:丙
  • 格局:食神格
  • 日干強弱:身弱
  • 用神:甲木
  • 喜神:木
  • 忌神:火・土・金
  • 閑神:水(喜神寄り)
  • 調候:壬水

食傷大過ですので喜神は印の木のみ。水は原則閑神ですが、調候用神ですし、日支に寅木を有するため、ほぼ喜神と考えて良いでしょう。

特に恐れるべきは食傷(土)の運気で、同時に火が巡ることを最も恐れます。これにより、食傷大過の忌象(事故怪我・災難等不運、時に命に関わる)が発生する暗示があるためです。

ちなみに午が巡る等して火の三合が形成された場合は、転じて日干身強となる可能性があり、食傷大過とはならないでしょう(食傷より、比劫の力量の方が強い状態になればの話)。この場合は、むしろ比劫大過による忌象が起こりやすくなります。

そこで松田さんの大運動向を見てみると、死亡時の2025年において【辛未】火旺。三柱とあわせると未は固有根であり、食傷の力量が強まっていたことが分かります。また天干は辛金で、こちらも忌神でした。

さらに流年干支を見てみると、【乙巳】であり、こちらは火運です。つまり、比劫が食傷を生じる気の流れが出来ており、まさに食傷大過の事象が発生する懸念があったのです。

そして虎の舞でも解説したとおり、松田さんの姓名三才は【木・火・火】であり、忌神の火が五格において三格を占め、優勢となっていたこともあり、食傷大過の傾向を強めていたのです。上記を踏まえると、松田さんにとっては【木・木・水】等の構成が吉であることが明瞭です。

事件の大きさから判断すると、おそらく時柱にも忌神が存在するのではないかと推測しています。

事件当時の四柱

最後に事件当時の四柱を見てみましょう。興味深い干支の並びがあります。事件は15日正午頃起こりました。

2025年12月15日正午の四柱。

天干
地支

ご覧のように、松田さんの忌神である火と土が多く並んでいます。特に松田さんが忌む【戊午】という干支が2つ重なっている部分が興味深いです。

上記に現在の松田さんの大運【辛未】をあわせると、火の方合地支が揃いますが、子があるため火の方合を防いでおり、むしろ比劫->食傷という気の流れを強めていることが分かります(午と子が冲を起こし、戊土もあり、水が機能せず。また火が大過せず、土に気を奪われる)。忌神が明瞭です。