四柱推命旺

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阿部慎之助さんの命式解命~日干強弱と喜神・忌神、大運・流年の喜忌等

元プロ野球選手・監督で先日、娘への暴行の疑いで逮捕され、その流れから巨人の監督を辞任した阿部慎之助さん。本日はそんな阿部慎之助さんの命式〔三柱〕の解命を行いたいと思います。

阿部慎之助さんの生年月日は1979年〈昭和54年〉3月20日(ウィキペディア)とあります。早速三柱を見ていきましょう

阿部慎之助さんの命式と日干強弱

天干
地支

上記は阿部慎之助さんの誕生日、1979年3月20日の三柱です。日干は丙火で、月支は卯月・木旺の生まれですので、普通格局確定。

戌・卯支合、卯・未半合の関係ですので、三柱判断では合不成となります(時柱によって変動あり)。

己・戌・未など土の地支・干が多いですが、ポイントは木旺の生まれであるということと、未・戌ともに火を蔵するという点です。木旺なので、火は土より強まります。

四柱推命サイトや占い師においては、しっかりとした力量計測を行わず、目に見える干・地支(本気)からおよそ目検討で五行の力量を語る者もいますが、旺相死囚休による理論に則った計測が必要です。以下に、三柱における五行力量を表示します。

  • 木:11.7
  • 火:13.3
  • 土:3.0
  • 金:0.7
  • 水:0

このようになっています。土の干支が複数あるため強いかと思いきや、土は死令なので3程度の力量しかありません。木(印)、火(比劫)あわせて20以上の力量があるため、日干は三柱で身強確定であり、中強程度の力量があります(日干強め)。

このように力量をしっかりと計算しないと、土の干支が複数あるため食傷大過気味ではないか?のように考えてしまうかもしれません。しかし、木旺生まれであり、木が土の力量を明らかに上回っているため、食傷はむしろ弱いのです。

食傷が最も強まる『己丑』時生まれであっても、土の力量は5-6程度です。したがって食傷大過には全く当たらない命造です。

阿部慎之助さんの格局と喜神・忌神

格局は普通格局確定。月支は印のため、格局も乙司令の印綬格となります。用神は食傷の土、喜神は土・金、忌神は火・木、閑神は木旺生まれのため水です。

  • 日干:丙
  • 格局:印綬格
  • 日干強弱:身強
  • 用神:己土
  • 喜神:土・金
  • 忌神:火・木
  • 閑神:水
  • 調候:不要

調候用神は不要ですが、もし時柱に火や躁土等がくる場合は、命造として乾き過ぎですので壬水必要です。上記を踏まえた上で、暴行事件が起こった2026年5月の大運・流年・月干支を見てみましょう。

阿部慎之助さんの大運・流年

大運は逆行運であり、2023年~【壬戌】となっています。逆旋なので前半土旺であり、2026年現在は戌・土旺運です。土は用神、そして官の壬水も喜神寄りですので、良い運気です(監督として地位を維持していました)。

なお戌土と命式地支の関係ですが、木局半合の卯・未があるため合去しません(時柱が何であれ同じ)。したがって【壬戌】運は喜神の大運と言って良いでしょう。食傷の土が有力となるため、自分の能力を発揮でき、仕事運が好調となりやすい時期です。

ところが2026年には、【丙午】という大変強い火の運が巡ってきました。午は戌と火局半合を形成する地支ですが、これも未(未は午と支合の関係)があるため半合しません。したがって流年の午は固有根ということになり、単純に火が強まると考えていいです。天干の丙火は、大運の壬水と相対し、水の働きを弱めます。

さらに事件のあった5月の干支は【癸巳】で、火の月運でした。これにより、2026年5月は火が大過していたことが分かります。また事象としても、娘は財(金)ですので、火(自分)剋金(娘)の事象として適合します。

ただ、阿部さんの大運が食傷運であったこともあり、事件自体は大事には至りませんでした(監督を辞任するというニュースは大事ですが)。忌神の比劫が強まる時期は、自我強・独断的傾向・短気性急等の暗示があるため、これらをもって災いをとなりやすい時です。

またこれは虎の舞で解説したことですが、阿部慎之助さんは姓名に忌神の火を二格に有しており、このことも火のエネルギー増加に加担することから、特に忌神運期には波乱が起こりやすい要因となります。