四柱推命旺

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その人の雰囲気や見た目で分かる五行の特性を解説

久々の投稿になります。五行については皆さんご存知だと思いますが、それぞれの五行の特性が外見にもよくあらわれるということはあまり知られていないかもしれません。そこで今回は五行別の外見的特徴について解説したいと思います。

なお五行は主に先天運と姓名から導き出します。すなわち四柱八字における五行の力量+姓名五格の五行の力量で知ることになります。このため必ず姓名五行も確認が必要です。

また大運の干支・五行も大きく影響するため、可能であればその人の大運も参照することをおすすめ致します。

上記を総合したものをここでは五行エネルギーと呼びます。

痩せている・太っている(体型)

外見で最も特徴的なのは痩せているか、太っているかではないでしょうか。とても細くて頼りない人、逆に太りすぎていて歩くのも辛そうだなと感じる人等もいますが、これも本人の五行エネルギーが関係しています。

以下に五行別の体型を記します。当然五行に偏りのある人もいれば、五行の偏りが少なくそれぞれの特徴を少しずつもっているような人もいます。

  • 木:木が強い人は痩せている人が圧倒的に多いです。筋張った肌で脂肪が少なく、血管が浮き出ている人もいます。
  • 火:火が強い人は痩せ~普通体型が多いです。肌は乾燥肌でどことなく黄色味を帯びています。同時に土も強い、あるいは大運に土が巡っている場合(時期)は太りやすいです。
  • 土:土が強い人はふっくらとしていて肥満の人も多いです。土の力量によって、ぽっちゃり~太めになりますが、痩せ細っている人はほとんど見かけません(深田恭子さんのように、土が多くても、従旺格で土が喜神の人はなぜか太りにくいようです。または、相当食事等を気をつけているのでしょう)。
  • 金:金が強い人はがっしりしています。筋肉質な人も多く、同時に土が強い人は固太りとなります。女性でも肩幅や骨格がしっかりしている人が多く、見るとすぐに分かります。肌は白いです。
  • 水:水が強い人は痩せ型~がっしり体型・骨太と言われています。ただ、自分の感覚では痩せている人が多い印象です。水の色は黒ですが、色白な人が多い印象です。

※稀に木・水が強くても太っている人がいますが、太りやすい病気を患っている可能性や薬による場合もありますので、注意深く見てください。

顔つきと雰囲気

顔つきや雰囲気も、有している五行で違いがよく出ます。

  • 木:木が強い人は目が印象的です。強い目力のある人、目つきが鋭い人等がいます。顔はエラが角張っている人が多いです。神経質な面があるため外見もあまり人を寄せ付けないクールさがありますが、堂々としていてかっこいい人が多いです。
  • 火:火が強い人は陽気でよく笑います。喜怒哀楽が激しいですが、人間味があるため話やすい雰囲気をもっています。顔つきや形は炎上型と言われ、目がつり上がった人も多いようです。
  • 土:土が強い人は人なつっこくて温和で優しい雰囲気をもっています。目はくりっとしていて従順そうな雰囲気をもっています。特に戊・己の人は丸顔で愛嬌があるため人気があり、友人も多いようです。
  • 金:金が強い人は強ばった顔つきをしています。目つきも鋭く、どことなく強そうな雰囲気をもっています。人の好き嫌いが激しい面があり、はじめは疑うような顔つきをしたりします。
  • 水:水が強い人はとらえどころがなく飄々としています。非常にさっぱりとした気質で執着がないため、誰とでも付き合える雰囲気がありますが、クールで無関心と思える面もあります。顔つきも強ばったところがなく、どこか抜けているような雰囲気がありますが、気配りは細やかです。
  • 人見知り度

    人見知りの度合いは五行だけではなく、生剋名や姓名三才の影響も強く受けるため参考程度にご覧ください。

    • 木:木が強い人は人見知り度が強い傾向があるようです。少し神経質な面があり、プライドが高いことが影響しているのでしょう。
    • 火:火が強い人はあまり人見知りをしない傾向があります。おしゃべりで自分のことを話すことが好きです。
    • 土:土が強い人は人見知りをしない傾向が強く、誰とでもうまく付き合える度量や協調性があります。
    • 金:金が強い人はあまり人見知りをしない傾向があります。度量があまり大きくなく、人に対する好き嫌いが激しいため疑うような態度を取ることがありますが、話してみると押しが強く逆にぐいぐい来るタイプです。警戒心はありますが、物怖じせず、率直に話したがります。
    • 水:水が強い人はやや人見知りをする傾向があります。元々柔軟性があり、人に対しても自然体で接することができる人ですが、頭の回転が速く洞察力が高いため、警戒心の強い面が出やすいためです。また水が強すぎると、警戒心が強く臆病になるため、その点も影響するのでしょう。なお水が適切な場合はむしろ社交的となります。

    顔のパーツや毛髪

    最後に顔のパーツ別に象徴する五行ご紹介します。身体から強い五行を見分けるための参考にしてください。

    • 目:目は木に象徴されます。このため木が強い人は目が印象的です。ギラギラとしている目、鋭い目等ありますが、概して強い目をしていることが多いです。ただし木が強すぎると目が悪くなる傾向があります。
    • 鼻:鼻は中央に位置し土に象徴されます。このため土が強い人は鼻に特徴がある(目がいく)ことが多いです。必ずしもかっこいい鼻になるとは限りません。大きくて広がった鼻、鷲鼻など色々あります。鼻は金にも関係すると言われます。
    • 口:口は火に象徴されます。このため火が強い人は口や唇が特徴的か大きくなる傾向があります。
    • 耳:耳は水に象徴されます。このため水が強い人は耳が大きくなる傾向があり、反対に水が弱い人は小さくなる傾向があります。
    • 歯:歯は金に象徴されます。このため金のバランスが良い人は歯並びが綺麗です。逆に金が強すぎる人は歯が弱かったり、歯並びがガタガタになることが多いです(現在は矯正が一般的ですので歯並びで金の強弱を当てることは難しいかもしれません)。
    • 毛髪:毛髪は水に象徴されます。このため水が適切な人は髪がつやつやしていて綺麗です。逆に水がアンバランスな人は髪質が悪かったり、ハゲたりします。
    • 皮膚(肌):皮膚は金に象徴されます。また金は白色をあらわすため、金が適切(または少し強い程度)な人は色白で肌が非常に綺麗です。逆に金が弱すぎる人は肌が弱く年中悩まされます。

    ここで美醜は関係するのか?という疑問がわきますが、五行バランスで美醜を見極めることは非常に難しいまたは不可能だと考えています。これまで様々な方の姓名や先天運を見てきましたが、とても優れた容姿でも総じて五行バランスが大変悪く、若くして亡くなってしまう方もいます。

    性格は顔(表情)にでる

    やはり性格は顔に出ます。性情を形成するのも当然先天運・姓名に関わりがありますが、五行の偏りだけではなく様々な要因が影響しますので、ここでは五行による性情と表情の傾向についてのみ書きます。

    • 木:木が強い人は神経質です。このため慣れない人への表情は強ばり気味で、無表情に近いものとなるでしょう。また自分を悟られないよう、また舐められないようにと考えている人も多く、そのような思惑が顔にでます。
    • 火:火が強い人は熱烈な一面があります。笑うときは思い切り笑う、ムカついた時は思い切り怒り、そんな表情が逐一顔に出ます。また喜怒哀楽が激しい面があり、色々な表情が顔に出やすいのが特徴です。
    • 土:土が強い人は鈍重な傾向があり物事に動じず、そのため表情も落ち着いています。愛嬌があり、いつもなんだか楽しそうにニコニコしているのが特徴です。
    • 金:金が強い人は自分にも人にも厳しい人が多く、黙っていても怖いことが多いです。人といる時も愛想笑い(目が笑っていないこと)が多く、内心は厳しい目で人を観察していることも多いでしょう。
    • 水:水が強い人は飄々としていて柔軟性があり、いつもクールで、物事を眺めるような心持ちをしています。そのため気難しい顔や厳しい顔をしていることは少ないですが。反面洞察力が高いため人を見下すこともあり、無関心さや冷たい表情を見せることがあります。

    身長

    身長についても五行別に特徴がありますが、ブレが大きいので割愛します。火の強い人は身長が高くなるとされています(私の周囲の人間に限ればこれは当たっています)。