四柱推命旺

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私の忌神運期(悪運期)の過ごし方~運気の良くない時期はどのように過ごしたらいいですか?へのご返答

たまにご質問を受ける内容に、良くない時期はどのように過ごしたらいいですか?というものがあります。※一度長い記事を書いたのですが、私のミスによって消えてしまったため、その要点のみ記述致します。

悪運期であっても、特に普段と変える必要なし

忌神運であっても喜神運と同じ過ごし方をします。私の場合は、

  • 健康:常に食生活・運動・睡眠をしっかりと管理する
  • 仕事:常に全力を尽くし、勉強や準備を欠かさない
  • 財:常に出入りをチェックし、投資・貯蓄で守る・増やす。浪費をしない
  • 社会:常に仕事・友人・家族・顧客を大切にする。また何事においても責任感をもって対応する
  • 精神:常に精神の安定をはかる(最も重要。なぜなら精神状態は即座に運気に影響するから)。私の場合は瞑想・読書・趣味などを充実させる

このようにすることで、忌神運期でも充分な注意ができますので、この点を心がけるようにしてください。これは喜神運でも同じで、そのような心がけによって忌神運であってもその凶意を最大限に抑えることができるのです。

反対に忌神運だから何か特別なことをしなければならないと考えている人は、おそらく普段から色々と欠けている面があるものと思います。このため、忌神運の過ごし方ではなく、普段の過ごし方を見直すことが必要と言えるでしょう。

忌神運は行動を起こさない方が良い?

これも良く聞くことですが、忌神運だからと言って行動を抑えるとチャンスを無にしてしまうことがあります。忌神運で何かをやりはじめ、その後の喜神運で成功するというのはよくある流れですので、実にもったいないです。恐れずに色々なことにチャレンジしましょう。

ただし、忌神運期の時は生命力が弱まっていますので、体調管理には充分注意。また足を引っ張られることも多い時期ですので、そういったことですぐに怒ったりしないよう(怒りや争いは運を即座に下げます)、精神の安定をはかることが重要です。

あと、特にやりたいこともないという人は、自分が好きなことや興味のあることをコツコツ勉強するのにも良い時期です。私も忌神運の時はやる気(特に行動力)が普段より低下するため、勉強に力を入れることがよくあります。

忌神運だからといって急に行動を起こしてももう遅い?

忌神運に入って一気に健康を害し、大きな病気を発するということはよくある事象です。これはその忌神運に入ったから健康が一気に悪化したわけではなく、それまでの蓄積でもって身体に実際の疾患が生じたものですので、忌神運に入って対処しても時もう遅しなわけです。

もちろん、何も対処しないよりは全然マシではあるのですが、原因はおそらく病気になるかなり前に生まれているはずですので、その原因に目を向けなければいけません。

それから、忌神運を抜けるちょうどその時に死亡してしまう運命の人もよく見かけます。これは、忌神運中に体がどんどん蝕まれていき、ようやく忌神運を抜けるところで力尽きてしまうということです。

また仕事でも、普段から手を抜いていたせいで、忌神運に入ってから落ちぶれた人の場合、急に全然別のことをはじめたり突如勉強を始めたりしますが、遅いのです。そういう人の場合、事態がちょっと良くなるともう努力をやめてしまったり、反対に事態が益々悪くなるとわめき散らしたりするので、運気は一向に上がりません(元々位相が低いタイプではありますが)。

ですからやはり、平時の心がけが最も重要なのです。喜神運で状態が良いのは言わば当たり前ですので(極端に位相が低い人は喜神運でも体が悪いですが)、時期に関係なく健康や運気を気に掛けましょう。

不幸を恐れて神社に祈りに行くという、その行為自体が悪運を招くということ!

たまに不幸なことが起こるのを恐れて神社に願掛けにいくという人がいますが、不思議にもこういう人ほど不幸なタイプが多いのです。それは、不幸だから願掛けに行っているわけではなく、実はその精神構造が不幸を引き起こしていると言えるのです。

不幸を恐れて願掛けにいくということは、神がその人に災いをもたらしている、もしくは神の力が自分を助けてくれると思い込んでいるということですが、自分を助けるのは自分しかいません。また自分の運勢・運気は自分自身から発していますので、神様は全然関係ないのです(先天運・姓名ともに自分のものでしかありません)。

ですから少し厳しいことを言うと、神様にとってそんな願を掛けられても困惑でしかないんですね。感謝されるのであれば神様もお喜びになるとは思いますが、『私を助けてください!』と言われても『いやいやそれは無理な話で...』と苦笑いされてしまうか、『もうホントにお前は来るな...』と思われていると思います。

さらに、そういう考え(自分が悪いのではなく、周りの環境が悪いのだ!)をもつことによって、むしろ益々自分の運気を下げてしまうという悪循環に陥ってしまうのです。

したがって『運は自分で作る!』これが正しい考え方です。ちなみに運を作るということには、【改名】も含まれています。なぜなら改名することで運気が変わるからです。